ともちゃんの野菜畑 和田智子さん

 1haの畑に旬の野菜を年間80種類くらい作り、他に鶏を100羽程の経営をして20年余りになります。

 きっかけは20代の頃から震災まで洋ランの栽培もやっており、市場出荷の花はどうしても病害虫防除のために農薬散布は欠かせない作業で体調を崩すこともありました。せめて食べ物は農薬や化学肥料を使用しない野菜を食べたいねということになり、農地があるのだから自分で作れば安心安全が保障できるね!と作り始めました。

  最初は30a程の畑でしたが、自家消費としては多く親類や友人にあげているうちに、頂くばかりでは悪いので私の家の分の野菜と卵を作ってほしいと頼まれるようになり、口コミで広がって行ったのでした。ある人は幼い娘は市販の卵を触った手で身体を触ると湿疹ができたりするのに和田さんの卵は食べてもなんともない。と言われました。

  鶏は裏の雑木林の中に囲いをして放し飼いです。(夜間のみ鶏舎に入れます)鶏糞と米ぬか、もみ殻を発酵させ畑に施し、残野菜は鶏の飼料として無駄のない循環型の農業になっています。有機農業は天候に左右されることが多く、リスクもありますが廃棄処分になる野菜等が鶏の飼料となり、美味しい卵になると思うと無駄じゃなかったと、これも又有り!と思えるものです。

雨、風、雪、太陽の光、土の上、土の中の生物等色々な物が共生し育つ野菜達からは大きなエネルギーと健康をいただいて日々があると思うと感謝です。そしてこの豊かな自然環境の中で育った美味しい安全な食べ物を一人でも多くの人に味わってほしいものです。本来の農業の姿である有機農業を次代へと残していきたいものです。